風の旅人。

『風の旅人』はＰＳ３のオンラインゲーム。
会社の人からのオススメです。
「チャットがない」オンラインゲームってどんなんだ？
と思ってダウンロードして挑戦。

確かにチャットなんてシロモノはないです。
コミュニケーションをとるのは、自分が発信できる『光のみ』。
ボタンを押す長さで、小さい光・大きい光の調整ができます。
操作方法もわからず、適当に突き進んでもなんとかなるゆるさ。

砂漠で一人目覚める（？）ところからスタートして
遥かかなたの光るお山を目指す、というのがゲームの流れのようです。
１プレイ２時間程度のお気軽プレイ。

クリアとか先を急ぐとかいうよりも、
途中の景色や他プレイヤーと共有する時間を楽しむ感じかな～。



※この先ネタバレ含みますのでご注意ください。



各ステージがすごく情緒的。
中でも夕日（？）に照らされてキラキラ光る水面の上を
走るようなステージは、その世界に引き込まれるようでした。

途中で他の先輩プレイヤーに会ったので
その人の後ろに一生懸命くっついていきました。
動き方とか、進み方とかいろいろ教えてもらい、
（何回も目の前でやってみせてくれて、私が追いつくまで待っててくれた）
試練のステージではぐれてしまうまでずっとお世話になりました。

試練の後に待ってる雪山ステージは、ソロだと寂しくて；；
凍てつく寒さと、吹き付ける猛吹雪が＞＜
しばらく待って他のプレイヤーさん見つけて
一緒に進んでいきました。

会話がなくてもなんとかなるものなのだなぁと。

雪山ステージのあとの最終ステージは
それまでの世界とは正反対のイメージの世界。
ずっとそこにいたい気もしたけれど、
思い切って先に進んでみたらそのままスタッフロールに・・・。


そういうことか!!!　（一人納得）

言葉にすると印象が変わって受け取られてしまいそうなのでナイショ。

スタッフロールの最後に、
地平線から太陽が昇ってきて夜があけます。

そして『再誕』の文字。そういうことです。


でも悲壮感とは無縁のゲームです。
でっかい敵にどつかれて、びっくりすることもあるけれど
死んだりはしないようなのでｗ

１週目は頭の中が「？？？」のまま突き進んだけれど
クリアしたらまたすぐ２周目をやりたくなる不思議なゲームです。