STO企画：線画②

初めての方は　STO企画：はじめに～線画①　からどうぞ。

【４】アタリを描く～体～
続いてキャラの体のアタリを描くのですが、ちょっと手足の向きを
確認しようと思い、ＳＳを見ながら余白に棒人間を描いてみました。

棒人間を見ながら体のアタリをざっくり描きます。
ちびキャラなので深く考えず、簡単な図形（楕円とか三角とか）で
なんとなく形をとる程度です。
そろそろパーツの描きこみに入るので、一度アタリの線全体を薄くします。
デジタルなので線の濃さはあとからいくらでも調整できるのが便利。
（アナログのときは下記の方法のどれかでやってることが多いです。
①アタリは最初から薄く書く(色鉛筆を使うこともあります)
②消しゴムで調整（練り消しがおススメ）
③あとで清書することにしてゴリゴリ描く）


あ、忘れてました。
手首や足の甲をイメージした楕円のアタリをちょんちょんと足します。
ドラえもんのようなまんまるな手ではなく、ちょっとだけ楕円にしてあげると
握りこぶしでも手の向きがわかるんじゃないかな～と思います。


【５】下書き（ラフ）
ここから下書きにはいっていきます。まずは顔から。
リンカクと眉、口、耳など顔のパーツを書き込んでいきます。
「キリッ」はキャラによっては「ぽわ～ん」だったり「シャキーン！」だったり。


ＳＳを見ながら『目立つ小物』から書き込んでいきます。
ちびキャラなので効率よく省略しないとごちゃごちゃになっちゃうんです。
ということでまずは額宛。
続いて髪の毛。
この辺はずーっとＳＳとにらめっこです。
うしろのしっぽも忘れずに。腕で見えなくなる部分もとりあえず描いておきます。
書き忘れを防ぐのと、後から足したときに変なとこから生えたりする（笑）のを
防ぐためだったりします。
続いて、胴装備。これも目立つパーツから。
一番面積の大きいパーツはこんなかんじでおしまい。
今度は中くらいのパーツを描き込んでいきます。
ごちゃごちゃしてくるので色を変えていきます。
色を変えて別のパーツも追加。
鎧の胸当てが小さすぎたので、ちょっと大きめに描きなおしたり。


等倍だとこのくらいのサイズ。
描きにくいな、と思うときは絵をまわしたり、拡大したり。
下書きだもん！線が汚くたってはみだしたって気にしない！ｗ


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